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●酉の市の由来
・・・酉の市の始まり・・・
鎌倉時代、文永2年(1265年)上総国鷲巣(かずさのくにわしのす-千葉県茂原市)に七曜(しちよう)の冠を戴き宝剣をかざして鷲の背に立つ姿の「鷲妙見大菩薩」が現れ国家安泰の人々の祈りが通じました。この鷲妙見大菩薩は出現が11月酉の日であることにより、その日を酉の日とし祭りが行われるようになりました。
・・・酉の市の名前の由来・・・
十一月酉の日の午前零時に打ち鳴らされる「一番太鼓」を合図に始まり終日お祭りが執り行われます。十一月最初の酉の日が「一の酉」、次が「二の酉」、三度目は「三の酉」と呼ばれ、暦の加減で「三の酉」はない年がほとんどです。以前は酉の祭(とりのまち)と呼ばれていましたが、祭りに市がたったので次第に「市」の文字があてられるようになりました。酉の市(酉の祭)は、来る年の開運、家内安全、商売繁盛などを祈るお祭りで「家のなかに幸運を掻き込む」という縁起をかついで、熊手が販売されます。
・・・東海地区の酉の市・・・
平成の大不況はこの東海地区も暗い時代がつづきました 。その中でこの名古屋から再び全国に活気を取り戻したいという願いのもと勇士が集まり、尾張国で徳川の繁栄を支え続けた稲園山 長福寺のもと「大須七寺 酉の市」が開催されるようになりました。
大須七寺 酉の市